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「堤防は成らず」

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堤防は成らず」

陸軍工兵隊はカテゴリ−5の強さのハリケーンを想定しての堤防を作るーーー筈だったのですが、とりやめになりました。 

私の税金を無駄に使っていい加減なものをチンタラチンタラ作り、それで洪水になって私が死んでも反省しないーーーという図式です。 
人間としての権利ーーー安全に暮らすという先進国なら当然の権利を剥奪されているというお話です。
ブログ『ニューオリンズからアメリカを学ぶ』より」

毎度おなじみ、しょうちゃんのブログです。「アフリカ系アメリカ人が住民の大半を占める都市にダメージを与える方法」というわけで、コメントされた方もこういう方法はひどいなあ、と思って読んでらっしゃると推測しますが、ところがどっこい! 

これは今ニューオリンズで行われている事実であり、この文章の作者は英語を話す人にみられる、皮肉をこめてこういうタイトルをつけたわけで、彼の頭でひねり出した事ではありません。 

街に帰って来るまでは皆それなりに希望に燃えているわけです。そして1年経ち,2年経ちして、げんなりしていくわけです。 

堤防のことはさておき、家に帰りたいのはやまやまなれど、両隣と裏が空家で、そのうちの何軒もが洪水後、ほっとかれたままであることを思うとーーーネズミなんかいっぱい居るだろうなあ、と思っておちおち寝られもしませんわ。(9th wardのことじゃありませんからね。フレンチクオーターから車で5分ですよ) 

それでもLucien BarbarinのCDのように 
It' s good to be home

♪♪♪

とうそぶく。 

もうヤケクソや! と言ってもいいかもしれない。 

さあ、どうしましょうかね。 


同じブログから、私の前のコラムに相応する記事の要約です。 
400年だか100年だか、何を言ってるかわかんなーい。 

これはしょうちゃんの訳がまずいわけではなく、工兵隊がこういう詭弁を弄しているということです。 

この辺りはどうせいずれ海の底になるから、石油を掘り尽くしたらあとは、金をかけるだけ無駄さ、と言っているワシントンの声が聞こえるようです。

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